中尊寺展

邪鬼のぬいぐるみ
 いいお天気の東京上野です。今日は、東京国立博物館で開催中の、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」を拝観してきました。

 中尊寺金色堂は、東北地方で現存する最古の建造物で、藤原清衡 (1056~1128) によって建立され、天治元年 (1124) の上棟から数えて2024年に900年を迎えることになったそうです。

 まず、入口に入ってすぐに見えてきたのは、中尊寺金色堂ではありませんか?!

 実は本物ではなくて、高精細8KのCGによって、金色堂と堂内空間を幅約7mの大型ディスプレイで再現しているとのことでした。まるで中尊寺金色堂の中に入り込んだような感覚になりますよ。そして、その中の須弥壇には、国宝の仏像、阿弥陀三尊像(阿弥陀如来坐像、勢至菩薩立像、観音菩薩立像)、地蔵菩薩像(6躰)、二天像(増長天立像、持国天立像)の11体すべてが、安置されている映像が映し出されます。まさにこの世の「極楽浄土」のようです。  

 出口付近には、中尊寺金色堂の模型(縮尺5分の1)が展示されていて、これは撮影可能でしたので、記念写真を自撮りしました。

 それから、記念グッズも充実してました。持国天に踏みつけられている邪鬼のぬいぐるみがなんともユニークで、買ってしまいましたよ(笑)

 会期は令和6年4月14日(日)までですからお急ぎください。そうそう、中尊寺は、天台宗のお寺ですよ。今日も楽しい一日を。