さて、雙林寺界隈の桜はいよいよ散り初めて、お花見客もめっきりと減ってきました。時折り強く春風が吹くと一斉に花びらが散って「桜吹雪」となっています。
今年はちょうど、学校の入学式、始業式の頃に満開や花吹雪となっていましたが、昨今の気候変動で、3月末くらいに桜の花が終わってしまうことも多くなってきました。
毎年桜の花を見て、咲き始めから散っていく姿に「諸行無常」だとか、自然と咲いて周りを楽しませることは見返りを求めない、天台宗でいうところの「一隅を照らす」だとか、一斉に散る様子はい潔さだとか思う方もおられるかもしれません。人それぞれいろいろなことを感じられることでしょう。桜吹雪は、年度代わりで、別れや新しい始まりが交錯する時期でもありますからす、様々な思いが桜と共に心に刻まれると思います。
今年の桜吹雪はみなさまにどんなメッセージを送ってくれますでしょうか。今日も楽しい一日を。
