桜茶

 

桜茶
 雲は多いものの概ね晴れ空の京都東山です。今日の最高気温は21℃となっており、桜も一気に咲きそうな気配です。

 ところで、桜茶は召し上がりますか?桜茶とは、桜の花を梅酢と塩で漬けたものにお湯を注いだ飲み物のことです。ここでは、桜紅茶のことではありません。お湯の中で、水中花のように桜の花が開きます。なかなか美しくて、見た目にも春らしくて楽しむことができます。雙林寺では、なるべく来客の方にお出しするようにしています。

 飲み方としては普通に飲めばよいのですが、最後に桜の花びらがどうしても残ります。これをどうするのかが問題なのですよね。食べるのか?残すのか?

 特に決まりはないと思いますが、桜の花には、リラックス効果、食欲増進、殺菌作用などがあるそうなので、私は食べるようにしています。そのまま残しても全然よいのですが、もし残すとなると、サクランボの種が残っているのと同じイメージになるなどで、気になるけど、ちょっと食べられないなという方は、懐紙に包んで持ち帰るのもいいのではないでしょうか。

 昨日の桜餅の葉っぱは食べるのか?食べないのか?もそうですけど、おいしくいただけたらそれでいいんじゃないですかね。今日も楽しい一日を。