社日

 いいお天気の京都東山です。朝から本堂横の街灯の取り替え工事です。根元が錆びるなど老朽化していました。

 さて、今日の暦を見ると「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」が重なるトリプル開運日となります。「天赦日」は、天が赦しを与えてくださる日で、何事をしてもすべてよしとされる大吉日です。「一粒万倍日」は、一粒の種が万倍にも実るという意味の縁起の良い日です。さらに、「寅の日」は、金運招来日といわれ、寅の模様は黄金に輝く金運の象徴とされています。もしかすると、宝くじを買う日なのかもしれませんね。

 そして、「社日(しゃにち)」です。社日とは、春分・秋分のそれぞれに最も近い戊(つちのえ)の日のことで、土地の神さまや五穀の神さまをおまつりする日です。春の社日は豊作を祈り、秋の社日には収穫に感謝するわけです。

 ただし、土をつかさどる土荒神、つまり、土の神さまは、春は「かまど」、夏は「門」、秋は「井戸」、冬は「庭」におられるので、季節ごとにその場所はお掃除して清浄にしなくてはなりませんし、今日は、土を動かすことは避ける方がよいとのことです。今日も楽しい一日を。