そもそも、天皇陛下の誕生日が祝日になったのは、明治以降になってからで、1948(昭和23)年までは「天長節」と呼ばれていました。そして終戦後、国民と天皇陛下との距離を縮めるための日として、「天皇誕生日」と、より親しみを感じられる名称に変更されたのだそうです。
今上天皇（第126代天皇、当時の浩宮徳仁親王）は、1960（昭和35）年2月23日午後4時15分に、皇居の宮内庁病院にて誕生されました。体重は2540グラム、身長は47センチだったそうです。そして、その年の2月29日、命名の儀において祖父である昭和天皇から浩宮徳仁（ひろのみや なるひと）と命名されたのです。
今日は、宮中において祝賀の儀、宴会の儀、茶会の儀、一般参賀が行われます。一般参賀には、天皇陛下のほか、皇后さまと長女の愛子さま、それに秋篠宮ご夫妻とご夫妻の次女の佳子さまがお出ましになられたようです。
伊勢神宮を始め、各地の神社では天長祭が行なわれ、海上自衛隊では、停泊している自衛艦に満艦飾が実施されるとのことです。 玉体安穏 宝祚万歳 今日も楽しい一日を。
