音の日

 曇り空の京都東山です。今日は一粒万倍日となりますが、暦をよく見ますと、今月は5日から8日まで連続して一粒万倍日でした。一粒万倍日とは、「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味があるため、何事を始めるにも良い日とされている吉日ですね。

 そして、「音の日」です。1877年12月6日にトーマス・エジソンが蓄音機「フォノグラフ」を発明した日にちなんで制定されたとのことです。

 お寺での音というと、鳴り物と呼ばれる仏具がありますね。思いつくまま列挙してみました。漢字フォントがない文字は、まちがった表示になっているところがありますが、そこはご容赦ください。

梵鐘・半鐘・喚鐘・磬子・引磬(印金)・磬・鐃・祓・鰐口・鉦鼓・双盤・木魚・伏鉦・木鐘・太鼓・錫杖・割笏・金剛鈴・鈴

 鳴り物は、全体に知らせる合図やお経を読むときのテンポを整える道具として使用されます。みなさんはいくつご存知でしょうか。今日も楽しい一日を。