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楠弁財天 |
弁天さまは、サラスバティー川を神格化した神さまといわれています。流れる水は、音楽や、流暢で巧みな話術に例えられるところから、音楽や言葉の神さまとされています。そこから解釈が広がって、芸事や学問の神さまとしても信仰されるようになりました。
また、水は豊作をもたらすことから、農業の神さまとしても崇められています。このことから、豊作が富と結びついて、財運、財宝の神さまにもなっておられます。
ちなみに、雙林寺の弁天さまは、8本の手があり、様々な武器をお持ちで、頭の上には「鳥居」と「宇賀神」をおのせになっておられる「宇賀弁財天」のお姿です。もともとは、仏教を護るインドの神さまですので、武器を持って戦闘態勢をとっておられます。
川や池など水の近くに祀られることが多い弁天さまです。水のない雙林寺になぜ祀られているのかわかりませんが、もしかすると、このあたりに白い蛇さんがお住まいだったのかもしれません。 おんそらそばていえいそわか 今日も楽しい一日を。