アイリス

 

 昨日は一日中雨模様でしたが、今朝は止んで曇り空の京都東山です。蒸し蒸しした感じです。

 さて、本堂内の襖には写真のようにお花の絵が描かれてあります。お檀家さんに描いていただいたものですが、「アヤメですか?」「いえ、アイリスです」んー、違いがよく分かりません。他にも、「カキツバタ」なんかもよく似た花としてありますよね。

 5月から6月にかけて見頃のアヤメとカキツバタですが、どちらも同じアヤメ科の花で、どちらがどれなのか分かりにくいですよね。しかし、よく見ると花びらや葉の特徴は少し違っているのですが、ざっくりいいますと、乾燥した草原に群生するのはアヤメで、水辺や沼地の湿地に咲くのはカキツバタのようです。咲いている場所で覚えるといいかもしれません。アイリスは海外原産の種類で、花びらの根元に比較的幅の広い黄色の模様があって、少々華やかな感じがします。これで、見分けもバッチリでしょうか。

 そして近畿は、平年より8日早い梅雨入りとなりました。晴れの日が少なくなり湿度が高くジメジメとした季節がやってきますので、本格的な梅雨対策をしなければなりませんね。今日も楽しい一日を。