タケノコ

 土佐煮
 昨日からずっと雨が降っています京都東山です。しっかし、よく降りますよ。
 さて、タケノコをたくさん頂きました。漢字は「竹の子」だけでなく、「筍」とも書くのですね。竹の旬だとしたらよく考えてありますよね。

 それでありがたいことに、下茹でしてあったので、早速周りの方たちにもお分けして、我が家では、お大黒が腕を振いまして、タケノコご飯、タケノコ土佐煮、タケノコピリ辛メンマ、タケノコ若竹煮、春巻きができあがってきました。

 タケノコの食べ方には、焼き物、煮物、揚げ物と色々ありますよね。この時期、京都ではお料理屋さんに行くと、白味噌と木の芽を用いたタケノコの木の芽和えが出てくるようになります。ホタルイカなどと併せて春の風物詩のひとつです。

 タケノコには「セルロース」と呼ばれる不溶性食物繊維が含まれているそうです。これは、食べても水に溶けず、水分を吸収して膨張するので、腸を刺激して、便秘の予防・改善や大腸がん予防になるそうです。そのほかにも、余分なナトリウムの排泄を促す「カリウム」も多く含んでいて、高血圧予防やむくみ改善にも効果があるのだそうです。さらに、わかめやこんにゃくなどの食物繊維の多い食材と組み合わせると、お腹の中の大掃除になるとのことなので、例えば、わかめとの組み合わせなら「若竹煮」、こんにゃくと一緒なら「おかか炒め」とか、これでお腹もすっきりぺったんこになりそうです。今日も楽しい一日を。