よい歯の日

 曇り空の京都東山です。今日は「よい歯の日」だそうです。「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせから、日本歯科医師会が1993年に制定したとのことです。ほかにも歯に関する日としては、11月8日は「いい歯の日」、6月4日は「虫歯予防デー」となっています。

 同会は、「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保ってもらいたい」という願いを込めて、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020(はちまるにいまる)運動」を積極的に推進しておられるそうです。

 ところで、私の歯といえば、奥から2番目の歯が虫歯の治療で根っこしか残っていない状態だったのですが、いよいよ抜かなければならないという事態になってしまいました。奥歯だけに、食物を嚙めないのは困るだろうと、インプラントで対応するしかないと思っていました。ところが、歯医者の先生いわく、「生えてきていない親不知がありますから、それをそこに入れましょう。」って、つまり、移植するとおっしゃるのですよ。にわかに信じ難い話だったのですが、丁寧に説明してくださり、移植に臨んだところ、結果的にうまくいきひと安心です。ただ、歯を2本抜くことと、さらに、そのうち1本は歯茎を切って抜き出さねばならず、1週間くらいはこぶとり爺さんのように顔が腫れてたいへんでしたよ。

 ということで、災いしていないのでしたら、親不知はスペアとして、大切に残しておかれるほうがよいようですよ。さらに先生いわく「この親不知は日の目をみることができてよかったですね」ですって。今日も楽しい一日を。