七夕

 

 朝からいいお天気の京都東山です。今日は一粒万倍日と重なる七夕ですので、願いごとが叶うかもしれませんね。一般的に七夕とは、織姫と彦星が天の川を渡って、1年に1度だけ出会える日のことですが、「雨が降ると天の川を渡ることができない」ともいわれていて、昨年の京都は雨で残念でした。

 その物語とは、天帝の娘である織女は、機織りが上手な働き者です。一方の彦星は牛飼いの働き者です。ある日、天帝は二人を引き合わせました。すると二人はひと目で恋に落ち、結婚してしまいます。ところが、結婚後の二人は遊んでばかりで、まったく働かなくなってしまいました。それで、怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離してしまったところ、二人とも元気をなくし悲しみの毎日を過ごすようになりました。それを見かねた天帝は、年に1度だけ七夕の夜に会うことを許すことにした。というあらすじです。

 織姫はこと座のベガで、彦星はわし座のアルタイルです。夜空を見上げますと天の川をはさむようにして明るく輝いている星です。

 ところで、京都には京都市青少年センターという施設にプラネタリウムがあります。映画を観るといった感じではなくて、解説者の方が天体について、おとなにもこどもにもわかりやすく解説してくださいます。ホームページによると4名おられるそうで、同じ内容でも解説者によってずいぶんと違った印象を受けるそうです。ただ単に原稿を読んでおられるのではないようです。

 私は、実際のところ空を見上げてもどの星が何なのかよくわからないので、久しぶりにプラネタリウムで勉強してくるとしますか。今日も楽しい一日を。

■青少年科学センターのホームページはこちら↓↓