ビアガーデン

 昨夜から大雨が降っています京都東山です。さて、近所のビアガーデンへ行ってきました。屋上なので換気はこの上なく良好です。私はビール好きなこともあって、ビアガーデンについて調べてみました。

 ビアガーデンの発祥は19世紀で、ドイツのミュンヘンにあるビール醸造所が始めたといわれています。当時は、冷蔵庫などなく醸造所の地下にビール貯蔵庫があって、温度が上昇しないように、その地上に大きな栗の木を植えて木陰を作っていました。そして、その木の下にテーブルや席を設置して、醸造所のビールを提供し始めたのが「ビアガーデン」の始まりだそうです。きっと、当時の人たちも開放的な自然の中で美味しいビールを飲みたいと思ったんでしょうね、よくわかりますよ。

 日本初のビアガーデンは、1875年(明治8年)「スプリング・バレー・ブルワリー(現在の麒麟麦酒 )」の創始者であるウィリアム・コープランドさんが横浜の自宅を改装して、外国人居留者と外国船の船員向けに開いたお店だそうです。

 もともとは庭で楽しんでいたビアガーデンですが、その後、百貨店やビルの屋上で開催されるようになります。狭い室内での大宴会は、他のお客さんの迷惑になるからと、1953年(昭和28年)に大阪梅田の「ニユー・トーキヨー大阪第一生命ビル店」が屋上で開催し始めたのが始まりだそうです。1960年代から都市部を中心にビアガーデンブームが巻き起こり、店舗数が急速に増加するも、エアコンの普及などで人気は徐々に低迷します。ところが、1980年代になると、料理など、さまざまな工夫を凝らした新しいスタイルの「ビアガーデン」が登場し、徐々に人気が復活します。今ではBBQのように、自分たちでお肉などを焼いて食べるところなどがありますよね。このような日本独特の屋上ビアガーデンは海外からも注目されているそうです。しっかし、ハワイアンが流れるビアガーデンってもう古いのですか?(笑)

 どうでもよいですけど、私が好きなビールは、「よなよなエール」です。東京には醸造所公式ビアレストランがあって出張の時にはよく利用します。コンビニなどでも購入できますが、ちょっとお高いのが玉に瑕ですね。今日も楽しい一日を。


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