獅子舞

おじゃみ
 いいお天気で気持ち良い京都東山です。さて、獅子頭がついたおじゃみをいただきました。で、ちょっと気になって獅子舞について調べてみました。

 獅子舞は、ご存知の通りお正月やお祭りのときに獅子頭と呼ばれる被り物をかぶって舞う民族芸能ですね。お正月に行われるのが一般的ですが、縁起がよい日やおめでたい日にも行われます。獅子舞には、1人で1匹の獅子を演じる「一人立の獅子舞」、2人以上の演者で1匹の獅子を演じる「二人立の獅子舞」と、数人から10人ほどで1匹の獅子を演じる「むかで獅子」があるそうです。なるほど、言われてみればそうですよね。

 獅子舞のモチーフになっているのはライオンと言われており、インドの遊牧民族がライオンを霊獣や神として崇めて、ライオンを模した舞を踊るようになったのが、獅子舞の原型といわれているそうです。発祥には諸説あるようですが、日本では、16世紀ごろに伊勢の国で飢饉や疫病などを追い払うために獅子舞が行われたのがはじまりのようです。人の頭を噛むことは、その人についている悪いものを食べて、ご利益がもたらされるという意味があるそうです。その後、伊勢の国から江戸に伝わり、悪魔祓いをする縁起物として、祝い事や祭り事などで全国的に獅子舞が行われるようになったということです。

 で、肝心のおじゃみはといいますと、右手でお手玉を投げ上げ、左手から右手に渡し、右手で投げ上げたお手玉を左手で受けるというこれの繰り返しはできるのですけれど、片手だけでとなるとこれがうまくいきません。ということで、今日はおじゃみの練習をしてみるとしますか。今日も楽しい一日を。