今日から弥生ですね

 曇り空の京都東山です。朝早くから町内ではCMか何かの撮影が行われていました。
 今日は聖天さまのご縁日ですね。ご縁日には、まず、神棚をお掃除して、お勤め、お供え物などはいつもより丁重に、そして、日頃の信仰を反省したり、報恩感謝を捧げたりと、信心の誠を表すようにしたいものです。また、聖天さまをお祀りされているお寺へ参詣に行くのもよいと思います。

 さて、今日から3月「弥生」ですね。七十二候では「草木萌動(そうもくめばえいずる)」です。草木から新芽がのぞき薄緑に色づきはじめ、春の訪れを感じられる季節の始まりです。「弥生」の由来や語源を調べてみました。そうしますと、会計ソフトしか出てこないではないですか(笑)

 弥生は、「弥生(いやおい)」が変化して「やよい」と読むようになったそうです。弥生の「弥」は、いよいよとかますます、「生」は草木が芽吹くことを意味しています。つまり、弥生とは、草木がだんだんと芽吹いてくる時期を指す言葉のようです。

 陽射しが少しずつ明るくなってきましたね。京都では、今年で最後の「花灯路」が3月4日から13日に開催される予定です。終わって、18日から24日まではお彼岸ですね。そうして、月末あたりから円山公園の桜が咲き始めるというふうに季節が巡って行きます。私は寒いのは苦手なので、早く暖かくなるのが待ち遠しいです。今日も楽しい一日を。