太宰府天満宮

 

梅が枝餅
 雲ひとつない晴天の京都東山です。さて、九州国立博物館のお隣が太宰府天満宮でしたので、お参りに行きました。太宰府天満宮は、菅原道真の御神霊を永久にお祀りするため御墓所の上に社殿が造営されている神社です。特に、「飛梅」は有名ですね。「学問・至誠・厄除けの神さま」として、全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮です。

 神社への参道で目を引くのは、スターバックスでしょうか、木組み構造のデザインで「ここは何だ?」と思わせる特徴あるお店でした。

 土産物屋に混じってあちらこちらで「梅が枝餅」が焼かれています。小豆餡を薄い餅の生地でくるんであって、鉄板で焼いた焼餅のことで、梅の刻印が入っています。菅原道真が大宰府へ左遷されて元気がなかった時に、安楽寺の門前で餅を売っていた老婆が元気を出して欲しいと、道真が軟禁されていた部屋の格子ごしに手が届かないため梅の枝の先に刺して餅を差し入れたというのが由来とされているそうです。ですので、梅の味がするお餅ではないのです。あんこの適度な甘さと餅のモチモチ感がおいしかったです。焼きたてが食べられるのもよかったですね。

 そうそう、太宰府天満宮は、さだまさしの「飛梅」という歌に添って心字池からお参りすれば間違いないと思いました(笑)ちなみに、昨日は菅原道真のお命日でもありましたね。今日も楽しい一日を。