猫の日

 寒い京都東山です。さて今日は「猫の日」ですね。愛猫家の文化人や学者が集う「猫の日実行委員会」と一般社団法人ペットフード協会が、猫の鳴き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と、日本語の「2」「2」「2」の語呂合わせにちなんで、全国の愛猫家からの公募によって1987年から制定されたとのことです。「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」で、猫に関するキャンペーンやイベント、啓蒙活動が行われるそうです。

 雙林寺のFacebookでもたまに紹介している猫ですが、恐らく15年くらい前から居ついている猫で、今では寺猫のようにも見えるのですが、基本的には野良です。本堂前の墓石屋さんは犬猫などペット好きで面倒見がよく、エサを与えられています。ですので、食べる心配はいらないので、いつも縁側で日向ぼっこをしながら、常に寝ています。ゆえに、結構太っているのですよ、メタボ猫?(笑)

 「猫なのに寝てばかりで招きもしない」などと陰口を参拝者の方に言いふらしていましたら、何と言葉が理解できたのか、最近では毎月エサを持ってきてくださる信者さまや、「この猫に会いたくて関東から一年ぶりに来ました」などと言われるフアンの方が現れてきました。この前はお参りの方のFacebookで紹介していただいたこともあったりで、いつの間にかいろいろな人を招いていたようです。

 さらなる上は、「この猫に会えると何かよいことがある」「猫を見ることができて縁起がいい」などと言われるようにならないですかね。今日も楽しい一日を。