十三重の石塔

十三重の石塔
 いいお天気の京都東山です。あちらこちらで、紅葉の情報記事がアップされてきましたけれども、雙林寺本堂横の紅葉はまだまだ青いです。

 と、境内をうろうろしていましたところ、十三重の石塔が目に入りました。いつもそこに存在しているのが当たり前なので、気にしたこともなかったのですが、なぜ13なのかふと気になりまして調べてみましたが、明確なことはよくわかりませんでした。

 そもそも、五重塔などこの類の建物は、お釈迦さまのご遺骨を納めたドーム形の仏塔「ストゥーパ」から変化したものです。「大般涅槃経後分」には仏舎利を十三重塔におさめたと説かれているので、これがもとになっているという説が確かなようです。他にも、初七日から三十三回忌をそれぞれ司る十三仏を供養する意味があるという説などもありました。なぜ13なのかご存知の方がもしおられましたら、お教えいただけましたら幸いです。今日も楽しい一日を。