インターネット記念日


 晴れ空の京都東山です。しばらく雨が降らないので、琵琶湖の水位が問題になっています。さて今日は、「インターネット記念日」だそうです。1969年のこの日、インターネットの元型であるARPAネットの公開実験が、カルフォルニア大学ロサンゼルス校・スタンフォード研究所・カルフォルニア大学サンタバーバラ校・ユタ大学の4か所を結んで開始されたとのことです。

 思い起こせば、データ通信を電話回線を利用してできるようになってから、ホームページが表示できるようになって、インターネットを介して様々なことができるようになりまた。併せて、携帯電話が登場し、瞬く間にスマートフォンへ進化し、今ではインターネットを利用しないと不便なことが出てくるようになりました。

 私がよく言うのは、信仰はインターネットだということです。つまり、仏法僧に祈りが加わって、大いなる仏さまに繋がるということです。仏(パソコン)法(オペレーティングシステム)僧(オペレーター)祈り(通信回線)大いなる仏さま(クラウド)というたとえです。大勢の人が訪れる寺院があったとしても、祈らずに観覧だけしているのであればつながらないし、お寺の建物に仏像が存在していたとしても誰もいないがらんどうならつながらないし、お経本(OS、取扱説明書)がないとつながらない、そんなイメージです。したがって、それらが全て備われば、どこでもいつでも繋がれるんだと思っています。

 信仰は、手ごたえをつかみにくく続けにくいと仰る方も少なくありません。しかし、そこを続けていけば自分流の方法がきっと見つかるはずです。諸先輩方の手ほどきを受けながらご精進いただければと思います。

 しっかし、インターネットにまつわる技術の進歩はすごいですよね。私が幼い頃の田舎のじぃちゃん家では、交換手を呼び出して電話してましたですよ。今日も楽しい一日を。