柿の日

雙林寺向かいの柿の木
 曇り空の京都東山です。さて、今日は柿の日なのだそうです。明治28年10月26日、正岡子規が奈良に滞在していたときに、かの有名な名句「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだとされることから、平成17年に全国果樹研究連合会カキ部会が、柿の販売促進を目的に定めたとのことです。

 現在日本には品種改良によって、何と1000種以上柿があるのだそうです。また、最近ではオーブンで焼いて食べると美味しいと流行っているそうです。行きつけの居酒屋の大将によると、その上に田楽味噌を乗せるとさらに美味しくいただけるということです。もし、この方法で召し上がった方がおられましたら、コメントお願いします。

 実は、雙林寺お向かいの菊乃井無碍山房さんの前にも柿の木があるんです。私が子供の頃、ここにはおばあさんがお住まいで、たくさん柿が生るものですから、いただくこともありましたが、剥いてもよく食べさせてくださいました。それから50年以上経って、その柿の木を見ましたが、ほとんど柿の実がありませんでした。従業員の方によると、青い間に落ちてしまってないのだそうです。この木もいよいよ老木となってしまって、キレイな柿が生らなくなってしまったんでしょうか。そうだとしたら残念ですが、来年に期待するとします。今日も楽しい一日を。

■柿のおいしい焼き方はこちらを↓↓

https://youtu.be/4Di9c616lLQ