長楽館 |
ホームページによりますと、「長楽館は明治42(1909)年、“煙草王”と呼ばれた実業家村井吉兵衛により国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建築されました。それから100有余年。伊藤博文、大隈重信や山縣有朋など、明治という時代を彩った人々をはじめ、これまでにどれだけ多くのお客様をお迎えしたことでしょう。昭和61年には建物のみならず、多くの家具調度品を含めて、京都市有形文化財の指定を受けしました」
その当時は錚々たる賓客が来られていたようです。現在はカフェ、レストラン、ホテルなどとして利用することができます。昔、コーヒーが1杯200円だった頃、金色のスプーンがついてきて、400円だった記憶があります。
円山公園から見るとテーマパークにいるかのように感じますし、中に入ると日常とは違う世界が広がり、優雅な気持ちになれると思いますので、雙林寺へお参りの際はチェックしてみてください。
そういえば、村井つながりということで、延暦寺にある大書院は、昭和3(1928)年、昭和天皇のご大典記念と比叡山開創1150年の記念事業として、東京赤坂山王台にあった村井吉兵衛の邸宅を移築したものです。こちらは一般公開はされていないのですが、根本中堂へお参りに行かれた時に、探してみてください。今日も楽しい一日を。