持病平癒地蔵尊

 今日は24日で、お地蔵さまのご縁日にて朝からお勤めでした。雙林寺の地蔵菩薩さまは、明治5年8月、追善のために地蔵堂横にある法華塚を修繕したとき、地中よりお出ましになった石仏です。もともと法華塚が造られた時に埋められたのか、歴史の中で埋まってしまったのかどうかはわかりません。

 で、その時の住職亮観和尚の夢枕にお出ましになり、何病にも持病としても念ずれば利益更に疑いなく多くの人が利益を受けることになるであろう、とのお告げをされました。またある時、ひとりの地蔵信仰者が通りがかりましたところ、長年持病に悩まされていたその人は、病気平癒を一心に祈願しお願いしたところ、不思議に数日後、全快したのです。その霊験に非常に感謝されるとともに、報恩のため現在のお堂を建立されました。

 以後、一切の病患に霊験があり、ご利益を頂戴できる持病平癒地蔵尊として、お祀りしています。その地蔵信者の方は、大阪の森田さんということしかわかりません。もし、ご子息の方などおられましたら、ぜひご連絡お願いします。

 お薬師さまといい、こちらのお地蔵さまといい、健康増進雙林寺ですよ。おん かかか びさまえい そわか 今日も楽しい一日を。