桜茶

 今日も快晴の京都です。桜は見ごろを迎えていて、今月いっぱいで終わるのではないかと予想しています。

 さて、ゴールデンウィークに運行される京阪バスの京都観光コースに「春期非公開文化財特別公開寺院を巡るコース」を企画されているそうで、先日、お若いバスガイドさん数名が下見に来られました。その際に桜茶をお出ししたのですが、珍しかったのか、何だこれは?のリアクションが面白く微笑ましく見えました。お祝い事の時などによく出されますから、普段の飲むこともないので、無理もないですね。

 桜茶とは、桜の花を梅酢と塩で漬けたものにお湯を注いだ飲み物のことで、桜紅茶のことではありません。お湯の中で、水中花のように花開いている桜は美しく、見た目にも春らしく楽しむことができます。雙林寺では、お正月から来客の方にお出しするようにしています。

 飲み方としては普通に飲めばよいのですが、最後に桜の花びらが残ります。これをどうするのかが問題です。特に決まりはないと思いますが、桜の花には、リラックス効果、食欲増進、殺菌作用などがあるそうなので、私は食べるようにしています。残してもよいのですが、残すと、サクランボの種が残っているのと同じイメージになりますので、気になるけど食べられない方は懐紙に包んで持ち帰るのもいいと思います。

 同様に、桜餅の葉っぱは食べるのか?食べないのか?食べることよりもそちらの方が気になって、喉を通らないとかおいしくいただけないとかなりません?(笑)

 今日も楽しい一日を。



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