発明の日

 概ね晴れ空の京都東山です。今日は「発明の日」だそうです。発明というと、ゼロから何かを魔法のように生み出すことで、何だか特別な才能がないとできないように思っていたのですが、実際のところは、不便さを解決しようというところから始まるようです。

 仏教でいうと、お釈迦さまは人生の苦しみをどうすれば解決できるのか、真剣にお考えになり、苦しい修行をされ、悟りを得られ、多くの人に法話されました。

 「諸行無常(すべてのものは変化し続ける)」という言葉は、「今の形が完成形ではない」「もっと良くできるはずだ」という風にも考えられます。現状に満足せず、不便を便利に、未来をより良くしようとする精神が発明につながります。その精神から、「智恵」や、アイデアが生まれてくるのですね。

 そして、そもそも、発明の根本には 「利他(りた)」の心が、ありそうです。他人の幸せを願う「利他」です。天台宗では、「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」という言葉があります。みんなを幸せにしたい、喜んでもらいたいの心です。

 今日は、身近な不便の解決について取り組んでみてはいかがでしょうか。ちょっとした発明?世紀の大発明?が生まれるかもですね。今日も楽しい一日を。