快晴の京都東山です。日差しがまぶしく感じます。あす、4月17日(金)から5月4日(月)まで春の土用となります。「い」のつくものや白いものを食べるのがよいとされていて、例えば、いちご、いわし、いか、いなり寿司、インゲン豆、白いものとしては、豆腐、白米、大根、かぶなどです。あるサイトでは、ヨーグルトにいちごを入れて食べましょうなどと紹介されていました。さぁて、何を食べましょうか?
さて、今日は聖天さまのご縁日ですね。聖天さまは、縁結びのお力もいただけるとされています。新年度が始まり、新しい環境での生活を始めるにあたって、いわゆる男女の縁だけではなく、いい上司や部下、取引先などいい人間環境に恵まれますようにと、縁結びの祈願をされる方もおられるのではないでしょうか。
しかし、毎日忙しくて到底お寺へのお参りなどは出来ないとか、作法通りにお勤めが出来ないと仰る方もおられるかもしれません。そんな時は、何時でもよいし、どんな所ででもよいので、ただ、合掌して一心に御真言【おんきりぎゃくうんそわか】をお唱えし、願い事を聖天さまに伝わるように念じるようにしましょう。要するに、お祈りする人の気持ちが大事で、常日頃から心に強く聖天さまと心願成就を心に持ち続けるのです。
とはいうものの、やはり聖天さまの御縁日である毎月1日と16日の2日間は、予め決まった日なので、自分の予定を調整してお寺にお参りして、聖天さまのより身近なところでお祈りしたいものです。
ご利益というものは言葉にするには非常に難しいものです。願いがその通りに叶った人にとっては、それは疑いようもなく「ありがたい」ことです。しかし、思うように叶わなかった人にとっては、まやかし、不信になります。
本体信仰は心の支えであるはずなのに、祈祷の結果によって信仰することを決めるというのはおかしなことです。信仰は実践の繰り返しで、何といいますか体得するものだと思います。繰り返し繰り返し続けていますと、さまざまなご利益をいただけたとわかるようになりますし、自分なりに何か悟りのようなものを得られるようになると思います。少なくとも聖天さまは、ご利益製造機ではないということだけはご理解いただきたいと思います。今日も楽しい一日を。

