慈しみをひろげよう

しょうぐうさん
 曇り空の京都東山です。昨日は部内会が開催されました。京都教区は7部に分かれていまして、雙林寺は3部に所属しています。住職方が集まって、事務連絡やら、情報交換やら、親睦を深めたりという年に1度ある集まりです。夜遅くまで、ワーワーやってました。

 ところで、夏も近づいてくるといろいろな虫たちも活動し始めます。最近、我が家ではムカデがよく出てきます。「ムカデ札」が貼ってある部屋には出てこないのですが、違う場所に今年はいつもより多い感じがします。

 そんな時は、ゴミつかみ?という名称でしょうか、トングのデカいやつでつまんで、外へ逃がすようにしています。その時には、「ここはあなたの住むところではないから、どこか違うところで元気に暮らせよ」と話しかけます。このように優しく対応するとムカデにも伝わって、出て来なくなるような気がします。同じ生き物同士、慈しみで接すると、意外とムカデにも伝わって言うことを聞いてくれているようなのです。

 つまりは、お互いを尊重し合うことが大切なのではないでしょうか。生きとし生けるものが幸せでありますように。今日も楽しい一日を。