比叡の大護摩のおしらせ

しょうぐうさん
 曇り空の京都東山です。今日は午前中町内会総会が本堂でありました。鷲尾町町内は、大きな事件、事故はなく、町内の方々の防犯、防災に対する意識の高さと協力によって保たれているように思います。ありがたいことです。

 ところで、令和7年5月24日(土)25日(火)、比叡山西塔にある峰道広場の伝教大師大尊像前で、「比叡の大護摩」が行われます。千日回峰行者である大阿闍梨さまを大導師に仰ぎ、世界平和・人類共生とみなさまの心願成就が祈られます。詳しくは、延暦寺のホームページをご参照ください。

 護摩は、ご存知の通り、火壇を設けて護摩木を焼き、密教の作法によって祈祷を行うものです。古代インドのバラモン教において火を焚いて神を祀り、魔を除き、福を求めるために行われた供犠がもとになっています。護摩の炎を、真理、智慧にたとえて、この火によって、煩悩や魔害を焼き尽くすとされています。

 みなさまが願い事を書かれる木は「添護摩木」「護摩木」と呼びまして、燃え盛る炎に投じられることで煩悩が燃え尽きます。転じて、願い事が叶うということです。雙林寺にも護摩木がありますので、ご参拝の折、ご記入ください。あ、これは雙林寺での護摩用です。今日も楽しい一日を。