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シンボルマーク |
さて、天台宗では、伝教大師さまご入滅日(山家会)の6月4日にちなみ、毎月4日を「一隅を照らす日」としています。伝教大師のご精神を日常生活に生かす日として、各支部や各家庭で身近かな取り組みを行うきっかけになればと願うものです。ご都合により、別の日に振り替えて実践いただいても結構です。
「一隅を照らす運動」は、信仰と実践によって一人ひとりが心豊かな人間になり、平和で明るい世の中を共に築いていこうという社会啓発運動です。「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という、天台宗を開かれた伝教大師最澄さまのご精神を現代に生かすために生まれました。
また、シンボルマークは、天台宗の深い教えをデザインされたもので、一隅を照らす運動の象徴として、一隅を照らす運動の推進を誓う我々にとって、心の支えとなるべき大切なものです。三つの星は三諦星(さんたいせい)と呼ばれ、仏教の真理を象徴したもので、周囲の円は欠けることのない完全な教えを表しています。これはすべての人々が救われると説く、『法華経』を根本とする究極の教え、すなわち天台宗の教えです。そして、その実践こそ、「一隅を照らす運動」そのものなのです。
一隅(いちぐう)とは、今、あなたがいる、その場所です。あなたが、あなたの置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らして下さい。あなたが光れば、あなたのお隣も光ります。町や社会が光ります。小さな光が集まって、日本を、世界を、やがて地球を照らします。
<一隅を照らす運動が提唱している「実践3つの柱」>
- 生命-いのち- (あらゆる命を大切にしよう)
- 奉仕-ほうし- (みんなのために行動しよう)
- 共生-きょうせい-(自然の恵みに感謝しよう)
に、基づいて活動をしてみましょう。
あなたの一隅から世界を照らしましょう!一人ひとりが輝きあい、手をつなぐことができれば、みんなが幸せになり、すばらしい世界が生まれます! 今日も楽しい一日を。