快晴の京都東山です。最高気温は20℃に満たないようです。今日は、大安にて吉日にて万事進んでよしとなります。いいことあるといいのになあ。そして、「いい(11)石(14)」の語呂合せから「いい石の日」だそうです。1992(平成11)年に「墓石で先祖を供養する文化、伝統を守ること、石組みで美しく趣のある庭を築くことなど、石を加工、配置する技術の巧みさをアピールする日」として山梨県石材加工業協同組合によって制定されたとのことです。
また、石工職人や大工職人などが尊ぶ聖徳太子の太子講が行われる日だそうです。聖徳太子は、お墓や家を建てるときに使用する曲尺を発明したとされることや、太子が寺院建築史上大きな存在であったことに由来して、職人の守護神なのだそうです。
ということで、われわれが思いつく身近な石と言えば、お墓でしょうか。
最近ではお墓はいらないという方が増えて散骨などを希望されるお考えの方もおられますが、私は、ご先祖さまに手を合わせて偲ぶときにお墓にお骨はあった方がより身近に感じられて、ご先祖に思いを伝えたり、感謝を申し上げられたりと、供養して差し上げると思います。また、生前お付き合いのあった方たちのためにもあった方がいいと思います。
以前、「私(ご先祖)はお墓にいません」とかいう歌がヒットして話題になりましたけれど、もしかすると、常にお墓にはおられないのかもしれません。しかし、私たちが思ったり祈ったりすればあの世から一瞬でやって来られるのだと思います。仏さまもしかりです。さらに、ご先祖のお名前が墓石に刻まれていることによって、何か調査の一助にもなりかねないので、お墓があるということは大切なことではないのかと思うのですよね。今日も楽しい一日を。