千歳飴

 晴れ空の京都東山です。今日の最高気温は23℃なので、いい陽気になりそうです。しかし、台風が4つも発生しているようなので、注意が必要です。

  さて、もうすぐ七五三ですね。七五三に欠かせないものに千歳飴がありますが、もともとは七五三の儀式とセットになっているものではなかったようです。

 千歳飴の発祥には諸説あるようですが、大阪の平野甚左衛門さんが、浅草寺の境内で飴を売り始めた「平野飴」が始まりだとか、浅草寺で飴売りをしていた地元の七兵衛さんが、子供の長寿を願って「千寿飴」という紅白の飴を売り出したことがはじまりだとかいわれているようです。

 ちなみに、千歳飴の長さは最長1メートルまで、太さは15ミリまでと決まっているそうです。熱い飴は伸ばすとどこまでも伸びていくことから、長寿を連想させる縁起物とされて、長い飴を食べることで、細く長く、粘り強く、いつまでも元気で健やかに成長しますようにとの願いが込められています。

 ということは、これは七五三の時や子供が食べる飴ではなくて、大人も還暦くらいになれば改めて食べてもいいような感じがしますね。今日も楽しい一日を。