しょうぐうさん |
さて、天台宗一隅を照らす運動機関誌「きらめき」が届きました。「きらめき法話」の一部を抜粋してご紹介させていただきます。
【“ちょっとだけ仏さま”に私たちのそばに来ていただく方法だ。
人生いろいろ人さまざま。そんな中で私たちは暮らしているのだから、思いもよらぬことが多くある。そんな時、(私はどうしたらよいのか)と思い、(私はどうすべきか)と悩む。(私は私は・・・)と私を中心にして思い考え悩む。その時、「私は・・・」ではなく「仏さまだったら」と、仏さまにかわっていただくのだ。
私たちの日常の行いは、身で動かす身業(しんごう)と、ことばで伝え合う口業(くごう)、心で思い感ずる意業(いごう)の身・口・意の三業(さんごう)のはたらきによって生活している。この三業を仏さまに肩代わりしていただくのだ。
たとえば、解決しづらいことが起きたならその時は、
仏さまだったら、どんな行いをなさるか
仏さまだったら、どんなことばをかけなさるか
仏さまだったら、どのように思れるか
と、「私だったら」ではなく、ちょっとだけ仏さまに交代していただくのだ。そうすれば、仏さまがいい智慧を授けてくださるだろう。】
ちょっと視点を周りに向けたり、相手の立場にたったりと、こういう事は、わかってるのかもしれませんけれども、うまくいかないことが起こると、自分で何とかしようと思ったりして、しんどくなったりしますよね。今日も楽しい一日を。