新選組の日


 曇り空の京都東山です。なかなか暖かくなりませんね。朝から、お地蔵さんが祀られている小堂修理をするので、いわゆる仏さまの魂抜きをしてくださいとのご依頼で出張してきました。こちらのお町内の方々は、みなさまで大切にお護りなさっておられるのでしょう。

 さて今日は、「新選組の日」となります。新選組副長の土方歳三や六番隊組長の井上源三郎らの出身地である東京都日野市観光協会によって制定されたとのことです。新撰組の原点となる「壬生浪士組」が結成された日は2月27日のことで、京都守護職を務めていた会津藩預かりとなった日が3月13日となっています。

 京都には新選組ゆかりの史跡が数多く残っていますね。雙林寺の近くには、御陵衛士本拠地であった高台寺の「月真院」、幕末・明治維新期の歴史資料館「霊山歴史館」、また、勤皇の志士たちらを祀る護国神社があります。

 私にとってねねの道は、生活道路なので、気軽にこれらの近所を通りますが、この時代の中心となって近代日本の礎を築いた10代、20代、30代の若者たちに今日は思いを馳せて、敬意を表したいところです。今日も楽しい一日を。