東日本大震災の日

 

しょうぐうさん
 いいお天気の京都東山です。今日は、東日本大震災の日となります。発生から13年が経ちます。

 思い起こせば、その時私は、天台宗務庁での会議に出席していました。地震を感じることはなかったのですが、「役職者は緊急会議のため集まるように」との庁内放送がありました。とんでもない大地震の対応であったことがわかったのは帰宅してからでした。小学校の時に大正時代に関東大震災が発生したことを習いましたが、その時は文章を読んで状況を想像するしかなかったのですが、現代での出来事はカラー映像として、その状況が生々しく理解できます。

 延暦寺阿弥陀堂では、慰霊法要が行われます。また、被災地の各寺院、各地で、法要や追悼式が行われます。改めて、心からご冥福をお祈り致します。

 先日防災センターで、地震の際の対応や、ビル火災での避難訓練、消火器の使用方法について研修を受けましたが、今一度、災害が起こった時の対応や、防災グッズの点検などについてお大黒とともに、取り組みたいと思います。

~東日本大震災について~

東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい、Great East Japan earthquake)は、2011年(平成23年)3月11日14時46分頃に発生した日本国内観測史上最大規模の地震と津波、火災などによる災害である。

この際の三陸沖の太平洋を震源として発生した超巨大地震は東北地方太平洋沖地震(とうほくちほうたいへいようおきじしん、2011 earthquake of the Pacific coast of Tōhoku)と呼称される。

地震の規模はマグニチュード(M)9.0で、最大震度は宮城県栗原市で震度7が観測され、東京や横浜、千葉などで震度5強が観測された。この震災には地震による災害およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害を含む。

この震災により東北地方を中心に12都道府県で約18,000人の死者・行方不明者が発生した。これは明治以降の日本の地震被害としては関東大震災、明治三陸地震に次ぐ3番目の規模の被害となった。