中道の教え

しょうぐうさん
 快晴のいいお天気の京都東山です。ですが、今夜は雨の予報となっています。琵琶湖にとって恵みの雨になるのか気になるところです。

 さて、お釈迦さまの「中道(ちゅうどう)」の教えについてリーフレットから紹介します。

【お釈迦さまは六年間の苦行を止め、スジャータより乳粥を供養された後、瞑想(坐禅止観)に入られて悟りを開き仏陀となられました。

 お釈迦さまの説く教えでは、人間は二つの極端に陥っているとされます。ある人は苦行によって肉体を消耗させ、またある人は欲望を追い求めている。どちらの方法でも悟りに至ることはできず、苦と楽の両極端を離れて〈中道〉を生きる、つまり、何事にもとらわれず、正しい判断と行動を続ければ悟りを開くことができるとされました。

 〈中道〉とは〈諸法実相(しょほうじっそう)〉であり、あらゆる存在・現象がそのまま真実の姿であるということを意味します。あらゆるものの背後にある真実のすがたを把握するようにつとめなさいと、お釈迦さまは教えてくださっています。】

 弦楽器は、弦を強く張りすぎても、弱く張ってもいい音はでない。ちょうどいいところが中道といったところでしょうか。今日も楽しい一日を。