延暦寺カレンダー

 晴れ空のいいお天気の京都東山です。さて、令和6年延暦寺カレンダーの販売がはじまりました。来年も角大師(=元三大師)が表紙になっています。

 延暦寺のfacebookによりますと、

毎年、制作するなかで一番悩むのが表紙の色。今回は紺色に金の角大師の組み合わせを選びました。

紺色は瑠璃色とも言い、薬師如来が体から放つ光の深い青(瑠璃)色のことであり、仏教的にもとても神聖な色になります。また今回は、伝教大師最澄直筆の「山家学生式」も刷り込みました。最澄様のお言葉として有名な「一隅を照らす」(照于一隅)も載っていますので、ぜひ探してみてください。

お申込みについては、延暦寺ホームページをご覧ください。なお、山内諸堂、延暦寺会館でもお求めいただけます。

 興味深いところは、1月2月ページの画像が大黒天半跏像となっているのですが、これが、雙林寺の大黒天像とそっくりなのですよ。個人的には、雙林寺のお像を見本に造られたのではないかと思っているのですが、真相はいかに?今日も楽しい一日を。

<延暦寺ホームページ>

https://www.hieizan.or.jp/archives/6978