焼き肉の日

 いいお天気の京都東山です。今日は一粒万倍日とともに、「焼き肉の日」となります。お寺で取り上げる話題じゃない?「や(8)きに(2)く(9)」の語呂から合わせから1993年、事業協同組合・全国焼肉協会によって制定されたとのことです。

 今年の夏も大変厳しい暑さで、そろそろ8月も終わりを迎えようとしているにもかかわらず、暑さが続いていて、疲れも蓄積しがちですよね。そこで、7月は鰻、8月は焼き肉で、スタミナをつけるというのはいかがでしょうか。

 調べてみますと、そもそも焼き肉とは、その名の通り、牛や豚などのお肉や内臓にタレをつけ、直火で焼きながら食べるという料理です。焼き肉が浸透しはじめたのは戦後の食糧難の頃で、牛や豚の内臓を直火で焼いて食べさせるホルモン焼きの屋台が始まりなのだそうです。そこに、ロースやカルビなどの肉が取り入れられ、さらに韓国料理が加わって現在の焼き肉料理へとメニューを増やしていったということです。

 ただし、焼き肉を食べる際は注意することがあります。それは中心部までよく焼くということです。生焼けのお肉は、食中毒になる可能性があります。また、牛・豚のレバーや豚肉(内臓を含む)を生食用として、販売・提供することは禁止されていますし、生食用として販売される牛肉(内臓を除く)には規格基準が設けられています。鶏肉についても、中心まで十分加熱する必要があるということですよ。

 ということで、今夜はみんなで楽しめる焼き肉としましょうか。今日も楽しい一日を。