夏至です

 

 どんよりとした曇り空の京都東山です。今日は夏至となります。ご存知のとおり、北半球では1年で最も日が長い日です。1年で最も日が短い冬至と比べると、北海道の根室では約6時間半、東京では約4時間40分も日が長くなるそうです。ちなみに、今日の京都の日の出は4時44分、日の入りは19時15分となっています。 

 世界的にさまざまな夏至祭が催されるようです。日本ではこの頃、山からおりてきた山の神さまが山に帰っていくという「さのぼり」と言われる神事が行われるところがあるようです。その日は田植えが終わったことを神さまに報告し、田植えの慰労と豊作、無病息災を願って、みんなで打ち上げを行う意味で酒宴を開くのだそうです。

 京都では「水無月」という和菓子が店頭に並んでいます。水無月は氷を模した三角形のういろうに、邪気払いの意味のある小豆がのせてある和菓子です。6月30日には「夏越しの祓」という行事があり、各神社には茅の輪が設置されます。いよいよ夏がやってきますねー。今日も楽しい一日を。