平野神社桜花祭

神幸行列
 よく晴れています京都東山です。今日の暦を見ますと「京都平野神社桜花祭(おうかさい)」とあります。

 毎年4月10日に開催される平野神社の桜花祭は、花山天皇が後胤繁栄(こういんはんえい)を祈るため、平野神社へ行幸、臨時の勅祭を行われたことが起源と言われています。

 午前中に花山天皇陵に参拝して、昼から今出川通から西大路通りを抜け、上立売通、馬代通、蘆山寺通りをすすみ、千本通りと北野天満宮を迂回してご神幸列、つまり、神さまがお出ましになるお神輿が約200名の時代行列として、氏子地域を巡行します。

 奈良時代に平城宮に祀られていた神々を平安遷都の時に遷座された歴史があり、ご祭神は、今木皇大神(いまきすめおおかみ)、久度大神 (くどのおおかみ)古開大神 (ふるあきのおおかみ)、比賣大神 (ひめのおおかみ)が祀られています。この神々は、私たちが最も必要としている生命力や生産力あるいはお台所のかまどの安全や、諸々の邪気を祓い清めてくださるありがたい神さまです。

 久しぶりに参拝に行ってみようと思います。今日も楽しい一日を。(写真は平野神社HPより拝借しました)