しょうぐうさん |
さて、毎年比叡山から今年の言葉が発信されています。令和5年の言葉は、「開発真心(かいほつしんしん)・・・真の心を開き発こす」です。延暦寺ホームページにはこのように書かれています。【真心「まごころ」とは、嘘偽りの無い心。それは私たちの「真実の心」に他なりません。真心を込めれば必ず相手にも通じます。相手にも通ずるこころ、それは皆に具わっている「仏性(ぶっしょう)」ほとけごころです。お互いの仏性を、開き発こして、目覚めさせましょう。】
わたくし思いますに、この真心は相手にもそうなのですけれども、この真心での祈りは大宇宙に響いて仏さまにも届いてつながれるのではないかと思います。損得勘定などなくして、心を無にして祈りつづければ奇跡も起こるというものです。にわかに信じ難い話ですど、千日回峰の阿闍梨さんにまつわる不思議なお話はいくつもあります。普段の生活も祈りもすべて真心が大切ということなのではないでしょうか。今日も楽しい一日を。