四万六千日

 

 雨上がりですが、曇り空の京都東山です。今日は、甲子にて大黒天さまのご縁日ですね。併せて、大安、天恩日、月徳日が重なる開運日となっています。天恩日とは、「天の恩恵をすべての人が受ける日」で、慶事との相性がよい日と言われています。また、月徳日は「その月の福徳が得られる日」で、何事に対しても吉日なのですが、特に引っ越しや建築やリフォームといった事との相性が良い日と言われています。

 それから、東京の浅草寺では、「四万六千日」というご縁日となっています。この日に参拝しますと、46,000日分の功徳があるとされています。この数の由来は諸説あって、米の一升が米粒46,000粒で、一升と一生をかけたもので、一生分参拝したことになるのだとか、また46,000日は、およそ126年に相当し、人の寿命の限界ともいえるため、「一生分の功徳が得られる縁日」とも言われています。(浅草寺HPより)今年は境内で開催されるほおずき市が3年ぶりに開催されるそうですよ。

 京都では、清水寺の千日詣りが有名です。一日の参詣が千日分の功徳に相当するとされる日です。本堂内々陣が特別に公開され、毎年8月9日~16日に行われます。このようなご縁日もありがたいのですけれども、普段からのおまいりも大切に。今日も楽しい一日を。