日記の日


 晴れ空の京都東山です。風が心地よく清々しい気分です。さて、今日は「月徳日」で吉日となっています。暦によりますと、【万事成集吉日造作修造倉庫を建に吉方事用ひて妨けなし】と記載されていました。私にはもひとつ意味がわかりませんが、すべてのことが成される吉日で造作、修造、倉庫を建てるのによく、吉方なので、恵方ならなおよろしいということでしょうか。月徳はその月の徳神のことで、その神様がおられる日を月徳日というそうです。身近なところでは、今日はホームセンターへ行って、DIYを行うにはいい日のようです。

 そして、「日記の日」ということです。1942(昭和17)年のこの日、13歳の少女アンネ・フランクが日記を書き始めたことに由来するそうです。日記のイメージというと、子供の頃は交換日記が流行ってた記憶があります。他にも、日々の出来事に絡めて、心のうちをぶちまけたものとか、心情が綴られたものという感じです。書くことで考えをまとめたり、気持ちを鎮めたりと自分を知るうえでよいツールなのかもしれませんね。

 私は、日記は書いていないですけれど、寺院日誌は寺の歴史を刻むものだと思って、三日坊主にならないように書いていますよ。世の中は、記録を基に物事が動くので、メモ書きでも何でも記録しておくことは大切ですよね。今日も楽しい一日を。