特別展「最澄と天台宗のすべて」

 

京都国立博物館
 曇り空の京都東山です。現在京都国立博物館で開催されている特別展「最澄と天台宗のすべて」に行ってきました。

 今回もたくさん出陳されていました。特に興味深かったものは「勅封唐櫃」とその納入品です。桓武天皇像、三鈷鈴、独鈷杵、黒五条袈裟が出陳されていました。延暦寺の最重要の寺宝を拝めたのはありがたかったです。勅封開封之儀の模様も放映されていました。

 日吉山王金銅装神輿は迫力満点です。日吉大社の神獣である猿が何匹も目立っていると思っていましたら、京都会場限定グッズとして、手ぬぐいにもなっていました。

 それから「是害坊絵」はおもしろかったですね。天狗の是界坊が比叡山の高僧、つまりは人間にやっつけられるお話がコミカルでした。

 帰りにお大黒にと、エコバッグを土産に購入しました。秘仏の菩薩遊戯坐像が印刷されているなかなか珍しいグッズだと思うのですが、お大黒いわく「これをスーパーで使うのはちょっと勇気がいるなあ」とのことでした。確かに、色もビビッドな感じがしますしね。

 私は、国宝「宝相華蒔絵経箱」をモチーフにした缶の箱に宝物を入れることにします。もともとは、抹茶、ほうじ茶、煎茶、玄米茶の4種類の飴が入っていましたよ。今日も楽しい一日を。