ヒートテック

 寒空の京都東山です。この時期お世話になるのは、ユニクロのヒートテックですね。法衣の下は何を着ておられるのですかなどと尋ねられたりしますが、私の場合は、ヒートテックV首です。丸首ですと衣の襟元から少し見えますからね。

 ヒートテックは、「吸湿発熱」という仕組みで、汗などの体の水分を素材が吸収して熱に変えて体を暖かくするそうです。したがって、ヒートテックはピッタリと肌に直接触れていないと効果がありません。洗濯して伸びていたり、サイズが合っていないとダメなんですね。

 そして、興味深いことは、ヒートテックを重ね着すると効果が倍増するというのです。ヒートテックの上にヒートテックを着るなのです。例えば、Mサイズの上にLサイズのヒートテックを重ねて着る方が、ヒートテック1枚よりも約2.2倍暖かいという結果が出たそうです。ワンサイズ大きめサイズを重ね着することで服と服の間に空気の層ができて、そこに暖かい空気が留まって保温性が高まるということでした。お試しあれです。

 私は、ヒートテックの上に裏起毛の通称「ラクダシャツ」を着ています。足には、ヒートテックのタイツもありますが、「ラクダももひき」です。個人的に、ラクダの下着はヒートテックをも上回ると思っています。少々人に見られたくないラクダ姿ではありますが、暖かさは大切です(笑)

 ただし、ヒートテックの特徴である水分を吸収して発熱する素材のせいで肌が乾燥状態になったり、さらに化学繊維を使用していることもあって、肌の弱い人や乾燥肌の人は肌荒れやかゆみに注意しないといけないようです。

 ということで、寒い冬は上手に着こなして、暖かく過ごしてくださいね。今日も楽しい一日を。