六波羅蜜の実践

しょうぐうさん
 今朝はいいお天気の京都東山です。今日は秋分の日にて、彼岸中日となりました。彼岸は、サンスクリット語のパーラミターに由来して、渡彼岸を意味した言葉です。つまり、向こう岸の仏さまの世界へ渡ろうという意味があります。その為には、六波羅蜜の修行とともに、善い行いの実践をしなければなりません。改めて六波羅蜜のお修行とは次の通りです。

  • 布施 [ほどこす] 惜しみなく人に親切にしましょう。
  • 持戒 [つつしむ] ルールを守りましょう。
  • 忍辱 [しのぶ]  不平不満を言わず、堪えましょう。
  • 精進 [はげむ]  最善を尽くす努力をしましょう。
  • 禅定 [しずめる] 心と体を落ち着かせましょう。
  • 智慧 [まなぶ]  正しい判断力で真実を見極めましょう。

 日常の暮らしでの出来事に、この考え方をいち早く当てはめられるのかどうかが大切です。今は我慢のときなのか、努力のときなのか、などと、そんな感じで考えてみることからはじめてみてはいかがでしょうか。今日も楽しい一日を。