伝教大師一千二百年大遠忌御祥当

 早くも梅雨入り宣言され、昨夜未明から雨が降り出し、蒸し暑い京都です。朝から妙法院での法要に出仕させていただきました。

 さて、先日、伝教大師最澄1200年大遠忌のご祥当に向けて新しいポスターが出来上がったことをお知らせしましたが、本日雙林寺にも届き、早速、本堂に掲示しました。

 ポスターに込められた思いは「祈り」です。新型コロナウィルスにより寺院へ祈りに訪れることも難しくなりましたが、何かの折にこのポスターを見かけられましたら、それぞれの場所からお祈りいただければ、きっとお大師さまに届くのではないかと思います。

 ご承知のとおり、本年6月4日には祖師先徳鑽仰大法会の掉尾を飾る「伝教大師一千二百年大遠忌御祥当」を迎えます。新型コロナウィルスの影響により、当初予定されていた「不滅の法灯全国行脚」や各報恩法要などの諸事業は見送られることになりましたが、6月3日から5日にかけて「伝教大師一千二百年大遠忌御祥当法要」が延暦寺大講堂にて奉修され、その模様は、インターネットを通じて配信される予定です。また、本年10月には東京国立博物館を皮切りに「特別展 最澄と天台宗のすべて」が東京、九州、京都の3つの国立博物館にて開催されます。

 宗徒の皆さまはじめ檀信徒及びご縁者の方々におかれましては、伝教大師一千二百年大遠忌円成のため、ご支援ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。

「特別展 最澄と天台宗のすべて」↓↓

https://tsumugu.yomiuri.co.jp/saicho2021-2022/