今日は、バレンタインデーから88日目、「八十八夜の別れ霜」ということで、別れ話を切り出すのに最適とされる日なのだそうです。
別れといいますと、雙林寺から歩いておよそ10分くらいのところに、安井金毘羅宮があります。ここは、あらゆる悪い縁を切り、良縁を結ぶ神社として有名です。
ホームページによりますと、、、主祭神の崇徳天皇は、讃岐の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切って参籠されたことから、当宮は古来より断ち物の祈願所として信仰されてきました。また、戦によって心ならずも寵妃阿波内侍とお別れにならざるを得なかった崇徳上皇は、人々が御自身のような悲しい境遇にあわぬよう、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶切って下さいます。男女の縁はもちろん、病気、酒、煙草、賭事など、全ての悪縁を切っていただいて、良縁に結ばれて下さい。良縁に結ばれたご夫婦やカップルがお参りされても縁が切れることはありません。更にお二人がより深くより強く結ばれる御利益をいただけますのでご安心を。とのことです。高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をした石碑を通って願掛けをしますが、無数の形代が貼られ、石碑が見えない状態になっていますね。
縁を切りたい人に良縁を結びたい人、世の中思い通りにならないことだらけで、つい人や物に当たり散らしたりしますけれども、「それでかまわない」「ほったらかし」そんなおおらかな心構えで暮らすのが良いように思います。今日も楽しい一日を。