真珠記念日

 曇り空にて、蒸し暑い京都東山です。昨日は、祇園祭の神事のひとつである神輿洗式が行われ大勢の人たちでごった返していました。鉾も立ち始めて祇園ばやしが鳴り響き、京都市内は祇園祭ムードで高まっていますよ。

 さて、今日は「真珠記念日」となります。1893年、三重県鳥羽町の御木本幸吉夫妻が、世界で初めて真珠の養殖に成功した日なのだそうです。養殖場を始めてから3年目で、半円形ながら5粒の養殖真珠が収穫され、その後、1906年に円形の真珠が完成したということです。

 真珠といえば、お経では七宝のひとつに数えられています。七宝の種類はお経によって違いがあるのですが、法華経では、「金・銀・瑠璃・しゃこ・瑪瑙(めのう)・真珠・まいかい」となっています。また、観音経では、「金銀・瑠璃・しゃこ・瑪瑙・珊瑚・琥珀(こはく)・真珠」です。瑠璃はラピスラズリ、しゃこはシャコ貝、まいかいの詳細はよくわからないようですが、赤玉または石英の類のものと言われています。どれも宝物ですね。

 また、極楽浄土には七宝で造られた楼閣が建っているとも説かれています。これは想像するしかないのですが、ビジュアル的にどんなところなのでしょうか。

 ということで、あの世のことはさておき、私たちは常に七宝のように輝いていたいものです。今日も楽しい一日を。