快晴の京都東山です。今日は、冬の土用入りにて、一粒万倍日となります。取り組み方を見直して万倍の成果につながります様にお祈りいたします。そして、1995(平成7)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)にちなんで制定された「防災とボランティアの日」です。震災の際、学生を中心とした多くのボランティアが活躍したことから、1995年は日本の「ボランティア元年」とも呼ばれ、1月15日~21日は「防災とボランティア週間」となっています。
ところで、千手観音さまのご縁日です。明日は、三十三間堂で「楊枝(やなぎ)のお加持」が営まれますが、お堂内には、中央に安置される坐高3メートルの大きな千手観音さま、そして、その左右に500体ずつ、計1,000体の千手観音さまが祀られています。
この仏さまは一体一体すべて違う表情をされていて、自分に似ているとか、会いたい人にそっくりのお像が必ず見つかるなどといわれていますが、実際に探すとなると、とてもたいへんです。また、それぞれのお像にはお名前がついているのですよ。第一尊、尊宿尊、法眼尊…、、、
「千手千眼観世音菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼経」には、一切の衆生を救い、利益を与え安楽にするには普通の姿では効力がないため、千手千眼をもって、衆生を救済すると説かれています。決して、千本の手があるお化けではないのです。
私たちは、何かをするとき道具を持ちます。たとえば、日曜大工なら、のこぎりに金づちとか、絵を描くなら、筆に絵具とか、お料理なら、フライパンに包丁でしょうか。それらを持った姿を1枚1枚写真にして、重ねて見ることができたら、自分には何本も手があるように見えますよね。
このように、千手観音さまはこういうお力をお持ちなのですよ、ということがいっぺんにわかるように造られているのです。基本は中央で合掌されている二本の手です。「真手(しんしゅ)」といいます。この手で様々な道具をお使いになり、私たちをお救いくださっているわけです。
子年生まれ守り本尊としてのほか、諸々の苦難除去、諸願成就、恋愛成就、息災延命、罪障消滅、除病、福徳授与等の功徳があるとされています。 おん ばさらだるま きりく 今日も楽しい一日を。

