勤労感謝の日

 

 青空の広がる京都東山です。連休になりましたが、東山界隈の混雑は半端ないです。東大路通りは、祇園から東山五条まで慢性的に渋滞していますし、市バスも一度には乗り切れないことがほとんどですから、おすすめは、地下鉄です。東山駅から歩いて、あちらこちらのお店で、お土産にグルメにと散策されながら神社仏閣巡りをされ、京阪電車の祇園四条、清水五条からお帰りになるのがよろしいかと思います。とにかく外国人観光客ばかりですよ。

 さて今日は「勤労感謝の日」です。「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ということが趣旨とされています。

 もともとは「新嘗祭(にいなめさい)」という古代の収穫祭に由来しているそうです。新嘗祭とは、天皇が新穀を神さまにお供えし、収穫を感謝するという儀式です。全国の神社でも収穫の恵みに感謝し、五穀豊穣を祈願する祭典が斎行されます。

 1948年に「勤労感謝の日」として制定されてからは、農業だけでなく、すべての労働に対する感謝の意を表す日となりました。

 働くことは、単に生計を立てる手段だけでなく、自己実現や社会貢献の一環でもあります。仕事を通じて得られる達成感や成長は、私たちの人生を豊かにしたり、社会全体の発展にも寄与することになります。

 また、家族や友人、同僚らに感謝の気持ちを伝えることも大切です。普段はなかなか言葉にできない感謝の気持ちを、この日をきっかけに伝えてみてはいかがでしょうか。感謝の心を育むことで、人間関係がより良好になり、職場や家庭の雰囲気も明るくなると思いますよ。今日も楽しい一日を。