小満

 小鳥がさえずるさわやかな朝の京都東山です。今日は、二十四節気「小満(しょうまん)」となります。

 小満は、万物が次第に成長し天地に満ち始める頃という意味があるそうです。手元の暦には、【純陽気満ちて万物充満し草木枝葉繁る大満と云わず小満と云へるは万物充満する初め故なり】と記されてありました。また、秋に蒔いた麦に穂がつく頃でもあり、「麦秋(ばくしゅう)」ともいうそうです。 

 日本の神さまは、やおろずといわれるほどたくさんおられます。自然そのものが神さまとして信仰されています。これらの神さまは自然のパワーを有しておられ、あらゆる生命を生み出されています。このパワーは、全国各地に存在する寺社など、いわゆるパワースポットで感じることができますね。

 小満は万物にパワーがみなぎる時期なので、パワースポット巡りをして、このパワーからの恩恵を頂戴し、英気を養うといいますか、張り切ってまいりましょう。今日も楽しい一日を。