昭和の日

 曇り空の京都東山です。今日は「大安」ですから、万事進んでよしですよ。そして、「昭和の日」となります。昭和天皇の誕生日ですね。かつては「天長節」「天皇誕生日」「みどりの日」などと呼ばれ、現在は4つ目の名前で呼ばれている珍しい祝日です。国民の祝日に関する法律には「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代をかえりみ、国の将来に思いをいたす」と記されています。政府広報には

「昭和の日」は、平成17年の祝日法改正により設けられた国民の祝日です。60年余りに及ぶ昭和の時代は、未曽有の激動と変革、苦難と復興の時代でした。今日の日本は、このような時代の礎の上に築かれたものであり、昭和の時代を顧み、歴史的教訓を酌み取ることによって、平和国家、日本のあり方に思いをいたし、未来への指針を学び取ることは、我が国の将来にとって極めて意義深いことです。こうした観点から、昭和の時代に天皇誕生日として広く国民に親しまれ、この時代を象徴する4月29日を「昭和の日」とすることとされました。

とあります。

 昭和天皇は若くして天皇になられ、戦争に翻弄され、戦後の多難な時代を乗り越えられ、日本国憲法によって象徴天皇となられるなど、私たちにはわからないご苦労も多かったと思われます。

 私はいわゆる戦争を知らない子供たちの一人ですが、それでもおよそ3分の1の昭和を過ごしました。昨今、昭和の文化を取り扱ったドラマや、遊園地、その他あれこれと注目されています。エモい、でしたっけ?

 ということで、アルバムとか押し入れから出してきて、あの頃に思いを馳せてみますか。今日も楽しい一日を。